離婚後の生活 お金事情と看護学校への道のり

TOP

離婚するに当たって、一番の不安要素はお金ですよね。

子どもに寂しい思いをさせてしまう、一人で子どもを育てられるか、、

悩む要素はたくさんあります

私の一番の不安は生活の目途が立つか、でした。

離婚しても、子どもに不自由はさせたくないし、

お金がないせいで子どもの将来の選択肢を減らしたくはないから。

離婚を決めて、山ほどある手続き諸々を終わらせたあと、

仕事を探しました。

子育てが落ち着き、社会復帰してからは

扶養内の短時間勤務しかして来なかった私は社員雇用がある会社を探しました。

何社も応募し、面接に行きましたが、

資格もなにもない、幼児がいる母親の社員雇用はなかなか難しく、、

心が折れそうになりました。

子どもたちを養って行かなくてはいけない。

今思えばここが人生の分岐点、一番の踏ん張りどころでした!

運がいいことに近くに商業施設が新しく建ち、そこの店舗を何件か面接に行き、

やっと、社員雇用制度もある飲食店に採用されました。

最初は時給1000円のパートで働いて、月給10~15万円程稼いでいました。

ひとり親家庭は、4ヶ月に1回の児童手当の他に、

2ヶ月に1回の児童扶養手当も、国から支援されます。

収入、子どもの人数、同居家族などによって金額は変わるのですが、

私の場合は、収入も少なく、子ども3人、同居家族もいなかったので、

MAXでもらえました。

国からの援助、福岡市は特に手厚く、びっくりでした。

自治体のホームページに詳しく載っているので、知識を持っていて損はありません!

パートで働いて3年目になるころ、社員雇用が決まりました。

飲食店なので、夜7時に帰る事もあったし、日曜日に出勤することもありました。

お金に余裕はできるけど、子ども達との時間がすごく、減っていることに苦しくなりましたが、、

長男が、

大丈夫。何とかなるよ。心配しないで。

と言ってくれて、その言葉に甘えていました。

生活も安定して、お金も月数万円貯金できるくらいに余裕が出来たころ、、

まさかの

会社がなくなってしまいました。。

商業施設の中のお店で、まさかそんなことが起こるなんて

想像もしていなかったので、

本当にお先真っ暗状態。

なんで私はこんな試練ばっかり、、( ´∀` )

と少し落ち込んでいました。

ですが、そこでふと思い出したのが

離婚した当初から知人に薦められていた、

准看護師の学校

当時は、准看護師になる為の2年間の学校生活

なかなか決断できずにいましたが、

今しかない!と決心しました。

調べたところ、入学試験にもギリギリ間に合う、

しかも、

会社が急になくなったので、会社都合での失業になり、

失業保険もすぐにもらえる。

プラス、准看護師は専門実践教育訓練指定講座なので

自立支援教育訓練給付金の支給対象!

つまり

ひとり親の方が指定の講座を受講し終了した場合に、

対象教育訓練の為に支払った費用の、

60%に相当する額×就業年数(上限あり)

が、市から支給されます。

ひとり親でなくても、ハローワークでの教育訓練給付金受給制度もあります。

私は、雇用保険への加入期間が条件に満たしておらずハローワークの制度は受給できなかったので

ひとり親の方の制度を活用しました。

(自分に受給資格があるかは、ハローワークに問い合わせたら調べてもらえます)

もう一つ、役所の方が勧めてくれたのが、

高等職業訓練促進給付金の制度

難しい言葉がたくさんですが、、

ひとり親のお母さんお父さんが、就職に有利な資格を取得する為に

学校などの養成機関に修業する場合に

福岡市では、

【市民税非課税世帯】月額100000円(最終学年は月額140000円)

【市民税課税世帯】 月額 70000円(最終学年は月額110500円)

が支給される制度。

対象となる資格、月額などはお住まいの自治体によって異なるので、調べてみてください。

これらも、学校が始まる前に手続きで2・3回は区役所に行きました。

これで学校に通いながらも何とか生活できそうです。

私はこんな制度があるなんて離婚して初めて知りました。

離婚する前に知るのと知らないのとでは、不安度がかなり違ってきますよね!

私はこれらの制度を使って、今後自分の力で生きていくために、

看護学校の入学を決めました。

しかも看護師免許は、今は病院だけでなく

放課後デイサービス・介護施設など、色々な職場で資格が活用できます。

看護師には、正看護師と准看護師があります。

仕事内容は同じですが、『看護計画の立案』ができないのが准看護師。

勤務先や夜勤の有無で変わってきますが、

正看護師に比べて准看護師は給料の水準が低いようです。

そんな中でも、私は准看護師を選択しました。

准看護師を選んだメリット

  1. 安定している
  2. 資格が様々な場所で活用できる
  3. 賞与がある
  4. 職場によっては日曜休み
  5. 准看護師試験の合格率が高い
  6. 短期間・安い費用で資格を取得可能
  7. 就職・転職に困らない

特に6・7が私の中では重要でした。

学校に、13時から17時まで2年間通う(准看護師)のと

朝から夕方までみっちり3年間通う(正看護師)のとでは、

主婦もしなくちゃいけない私にとっては、

准看護師一択でした。

これらを踏まえて、看護学校への入学を決断しました。

いつ養育費が払われなくなるかも分からない状況で

不安の中生活していくのは嫌ですもんね。。

学校は13時~17時 

なんとか、家事と両立して通えそうです。

父が無知だと貧乏になる。

母が無知だと病気になる。

私は知識は宝だと離婚して改めて実感しました。

資格取得のために

自治体だけじゃなく、ハローワークでも様々な制度があります。

人生豊かにするために、知識を増やしていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました