離婚の手続きで、実際に大変だった経験談

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慰謝料、財産分与など、実際にもらったリアルな額を公表しています。

同じ悩みを抱える女性の心の荷が少しでも降りればいいのですが、、

離婚をする為にしなくてはいけない事は、

離婚届を出して終わり、、ではないんです。

実は、離婚の手続きは結婚する時の3倍は大変と言われています。( ;∀;)

離婚することを決めただけでも精神的に疲労困憊状態なのに、

まだまだしなくてはいけないことが山積みなんて、現実逃避したくなりますよね、、

しかも、女の方ばっかりこんな大変な目に合うなんて、なんて理不尽なんだ!と、

当時の私は毎日怒りで頭がおかしくなりそうで、1か月で5キロ痩せました。

けど、子ども達と自分の人生を豊かにする為に!

頑張りましょう!!

私は、小学生以下の子どもが3人いたので、特にやる事が多くて大変でした。

離婚が決まってからやる事、

実際に大変だった事をリスト化しましたので、参考にして頂けたらなと思います。

  1. 財産分与・養育費など、お金に関する話し合い※ここが一番辛い時期でした
    • 夫婦になってから貯めたお金、買ったもの、家など、名義はどうするかどのように分けるか、など、離婚に関する情報を全く持っておらず、弁護士の事務所に相談に行きました。専門知識がないと、相手が言っていることが正しいのかどうかの判断もつかないです。私は、一駅先にある法律事務所に相談に行きました。相談のみだったので、費用はかからなかったです。無料相談だったのに、とても親身に聞いてくれました。私は2回相談に行きました。何を聞きたいのか、ノートにまとめて行くのをお勧めします。(私が相談に行ったのが数年前の事で、変わっていることがあるかもしれないので、行かれる場合は事前にお電話で確認してみてください)
    • 福岡市男女共同参画推進センターのアミカス相談室も、相談料無料で女性弁護士が相談を受けてくれるようです。(要予約)アミカスは、福岡市在住の方限定の様なので、お住まいの自治体に相談してみてください。何かアドバイスがもらえるはずです。
    • 相談した内容は、年金分割に同意してもらう。扶養内だった間、夫が払っていた自分の分の年金もきちんともらえるように。
    • 貯金がいくらか開示してもらう。(財産分与)結婚してからの10年間で貯金した全て。私は給料など、自分が働いた分以外は夫が管理していた為、貯金がいくらあるか把握していませんでした。なので、開示してもらえるか微妙だったのですが実際に開示してもらった額は30万円でした、、10年間で貯めたお金が30万円、そんなばかな、、後で知ったのですが、離婚前に通帳を別で作っていたり、職場を改装工事したり、仕事で必要なものを結構買って、経費で落としていたと思われる。離婚経験のある知人に知識をもらっていたようです。なんてやつ。。開示請求などを弁護士に頼む場合は費用がかかるそうです。私は、そこまでする心の余裕がなかったです。離婚を考えたら、貯金額の把握を必ずしておきましょう!あと、財産分与として夫のベット以外の電化製品・家具はもらいました。(後日夫と夫友人がベッドを取りに来ました。楽しそうにしゃべりながら運んで、、信じられますか?私がリビングにいると知りながら、、怒りで頭沸きそうでした。
    • 慰謝料をいくらなら払えるのか交渉、検討してもらう。 私は財産分与が15万円と言われたので、慰謝料的財産分与として300万円請求しました。向こうから一方的に別居してくれ、離婚してくれと言ってきたので、慰謝料はもらえるそうです。けど、1年程前から夫婦生活は冷戦状態、仮面夫婦、価値観の違い、などがあり、浮気されたわけでもなかった為(探偵にも依頼したが証拠が出てこず)、100万円が妥当と弁護士先生にも言われ、それで納得しました。やはり、貯金額が把握できないのが結構痛手でした。
    • 養育費3人分で月10万円。今後も払ってもらえるように公正証書を作成してもらう。 離婚前の2~3ヶ月間夫は友人の家に行くと言ったり実家に行くと言ったり、家に帰ってこなかった為、法的に別居していた、ということになるそうです。2~3ヶ月は私が一人で子どもたちを育児していたので、夫は育児・監督を放棄したことになり、親権は私が有利とのこと。一方的な離婚請求だったこともあり、住んでいるマンションはそのまま私たちが住み、マンションの家賃代(固定資産税などの支払いも含めて約10万円)を養育費として払ってもらうことに。マンションの名義を長男に変更してほしいと言ったが、承認してもらえず。当時は住む家があるだけで安心していたので、そこまで突っ込めずに終わってしまいました。。
    • これらの事を告げる為に実際に会う日を決めて話し合いをしましたが、お互い喧嘩腰になってしまい話し合いにならず、、後日『公正証書』の作成を友人にも薦められて、公証役場の公証人に連絡をして、離婚するための財産・養育費・お金に関する事を、夫婦間の間に入って代わりに連絡してくれて、細かく取り決めをしていきました。公正証書を作成していれば、万が一養育費の支払いが遅れた時、給料差し押さえなど、強制的に養育費を確保できるようしてくれるので、離婚後の不安要素が減るので作成依頼して損はありません。ただ、公証人との連絡が電話ができず、メールでのやりとりが大変だったのと、手数料をどちらが払うか決めるのが面倒でした。
    • 公正証書作成において、子どもが進学する場合、養育費を増額要求する可能性もある。と付け加えますね、と公証人の方が助言してくれて、そんなことOKなんだ!と初めて知り、驚きました。知らなきゃ損が多いです。。しかし、それを相手(元旦那)に提示したら、もしそちら(私)が再婚した場合は養育費を減額する交渉をさせてもらう。と付け足してほしい。と返信が来たようで、さらにびっくり。これは会って話し合いは無理だ、と確信しました。( ´∀` )こちらも負けじとそちらに扶養家族が出来た場合でも、子ども達が20歳になるまでは養育費は払ってもらいます。相談により減額の可能性は有り。を付け加えました。※これを付け足したのは今思えば我ながらファインプレーでした!↑↑
  2. 離婚届提出
    • 離婚届にも、結婚届と同じように証人が必要のようで、私の場合は相手が用紙を取りに行ったので、相手の知人2人に署名してもらいました。後日用紙を見ると、義父と義母が署名していて、、なんか、、離婚してよかったなって思いました。
  3. 社会保険、年金、世帯主変更、児童扶養手当の手続き、、
    • 離婚届を出してからは、区役所に通い倒しました。。世帯主変更が数日経ってからしか反映されないから、数日後また行って手続き。書類が足りず、元旦那の会社に連絡したり、義実家に書類を取りに行ったり、一日に3回区役所に通った日もありました。元旦那の扶養内で仕事をしていたので、年金機構にも行かなければいけませんでした。。
    • 児童扶養手当の手続きの為に、電気代・ガス代などの私の口座からの引き落としの書類が必要で、それにも時間がかかりました。
    • 保険、子どもの習い事などの口座変更などは面倒でしたが、ネットですぐにできるのでよかったのですが、幼稚園・小学校の授業料などの口座変更の手続きは、直接行かなければならず、、報告が辛かったです。小学校は、おそらく母子家庭が今は多いのもあって、事務の先生も慣れた感じでしたが、、幼稚園は上の子からの付き合いで、約7年間の付き合いになる先生方、泣きながらの報告になりました。こんなところでも女の方ばかり辛い思いしますよね。。元夫はこんな些細な事知りもしないでしょう。今思い出しても本当に腹が立つ。
  4. 手続きからの解放
    • やっと一通りの手続きが終わり、一安心です。丸一日は寝て過ごしました。

けど、本当に大変なのはこれからです。

今思えば、今後の生活もあるし、もっと粘って突っ込んでいたり、専門家に相談・依頼していたら、もう少しお金に余裕ができたかもしれない、、と思ってしまいます。

しかし、当時はもういっぱいいっぱいで、精神的にも肉体的にも疲れてしまって、もういいや~となってしまっていました。向こうにも生活があるし、向こうも豊かじゃないと、子ども達もかわいそうだし、一応父親だし、、慰謝料も貰えなくなったら困るし、と、ポジティブに考えてます。( ´∀` )

当時は本当に辛くて、不安で、、けど、人生を豊かにするために!たくさん調べて、知識も得たし、自由な時間も増えたし、離婚してプラスになることの方が多くて。もちろん、マイナスもあります。卒園式、入学式など、私は一人で行くのは平気だけど子どもが寂しくないかなと思うことは増えていきます。けど、プラスをもっと増やしていきたいです!

この時の選択を絶対に!今後もずっと後悔したくないから!!

相談することの大切さ、重要さを知りました。

知らなきゃ損が多い世界で生活していくために、色々なコミュニティを活用し、利用しましょう。

悩んでいる方、とりあえず一人で悩まず、自治体、弁護士、安心して相談できる場所は実は身近にたくさんあります。離婚するしないの決断はせずとも、ささいな相談だけでも是非活用されてみてください。

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